コレクション: Lloyd’s Air Cushion Sole HISTORY

Air Cushion Soleを日本で初めて紹介したLloyd Footwearの前身、Lloyd Clothing

 

日本におけるエアクッションソールの歴史は、ロイドフットウエアが大きく関わっています。

舞台となったのは、ロイドフットウエアの前身である英国洋服専門店ロイドクロージングに設けた靴コーナー。ショップ内の一角に、グレンソン・トリッカーズ・ホーキンスなどの英国靴をセレクトし、いち早く「英国の伝統と現在」を日本に紹介した場所でした。


 

ロイドクロージングとエアクッションソールの出会い、それは1970年代後半。先代社長豊田氏が英国での買い付けの際に視察した伝説のブティック「Seditionaries(ex.SEX / World’s End)」でした。

パンク・ムーブメントの絶頂期、Vivienne Westwood Malcolm McLarenが経営したショップ。豊田氏はここで飛ぶように売れている靴を見つけます。それはエアクッションソール仕様のSeditionariesオリジナルシューズ。そのシューズは装飾こそ施されていたものの、エアクッションソールのシューズは労働靴として英国中のどこでも販売されていてよく目にしていた靴。若者を中心に飛ぶように売れていることを目の当たりにした豊田氏は、その足で取引先のとあるファクトリーに向かいます。そのファクトリーは当時ノーザンプトンに居を構え、ジョッパーブーツなど英国の伝統的シューズを生産していた「Hawkins(当時はロイヤルワラントホルダーでありイギリスを代表するシューズブランドでした)


 

豊田氏はホーキンスのエアクッションソールシリーズを買い付け、ロイドクロージングで販売を開始します。これが、日本で初めてエアクッションソールが紹介された瞬間でした。


 



 

そして1980年、ロイドフットウエアを立ち上げオリジナルシューズに着手した我々は、こういった経緯からある一つのシリーズをスタートさせます



Lloyd’s DR.MARTEN SHOES(ロイズドクターマーチン)

 

のちにD Seriesと呼ばれるこのシリーズは雑誌で紹介されるやいなや何百人もの行列ができるほどの大ヒットシリーズとなり、ロイドフットウエアの名前が日本中に知れ渡るきっかけとなりました。

 

その後、90年代に入り、このシリーズは諸事情により廃盤に。そしてロイドフットウエアは、もう一つの主軸であった伝統的で重厚なドレスシューズ専門店への道を選んだのです。

 

 

時は経ち、現在。

また時代は変わりつつあります。

重厚で堅牢な本格靴・ドレスシューズは、人生の節目には欠かせない守るべき伝統ですが、その一方で、現代を生きる私たちの日常は、より軽やかで自由な「機動力」を求めています。これまでのように、毎日「硬い本格靴」を履きこなすことが、今の暮らしにおいて必ずしも唯一の正解ではないということ。

そこで我々は、ロイドフットウエアの、英国靴のもう一つの伝統に着目しました。それは、かつてロイドフットウエアを一躍有名にしたソール。英国の労働現場やサブカルチャーを支え、足元に革命をもたらした「エアクッションソール」という知恵。

 

そして昨年、我々はこのソールを今に継承する英国ブランドとコンタクトを取りました。そのブランドこそ「SOLOVAIR」。かつてライセンス契約に基づき1994年までDr.Martensの生産を担ったファクトリー。以降も変わらぬ生産体制で、あのエアクッションソールを「Soft Suspension Sole」として今に伝えるブランドであり、それを生み出した源流とも言える英国ブランド。

 

ロイドフットウエアとSOLOVAIRの邂逅は、歴史の必然。


古くからのお客様にとってはあの頃の懐かしさを。
これから出会う新たなお客様にとっては新鮮さを。
温故知新。
それぞれのライフスタイルにあわせてお楽しみいただければ幸いです。

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